No.335 / 2025年4月12日発売

MAGAZINE

ハイボールといただくフルコースをKAORUが提案！

「ジョニーウォーカー ブラックルビー」と3つのレシピ

PROMOTION

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凛として、自由に

〈ミズイロインド〉× 蒼井優

“花と色”に囲まれたSmithさんの自宅へ

〈大人レゴ〉でとびきりカラフルな新生活

若き表現者の足元には〈On〉の「Cloud 6」がある。

まばゆい緑と過ごすバカンス

森星と〈ロンシャン〉の夏

「WHO I AM（私はわたし）」というメッセージを掲げて

〈LAH〉のジュエリーで揺るぎない個性を表現

晴れやかな気持ちで過ごす雨の日

相棒は〈バブアー〉のレインブーツ

新作フィギュアのアートなディスプレイの世界に迷い込みたい

まるで小さなテーマパーク！「POP MART 原宿本店」

今週末したい5つのこと

LIFESTYLE

ファッションシューティングもお届け

INTERVIEW

小さき家族のためのソファや和室

FASHION

登れば登るほど、心と体が軽くなる

CULTURE

ふんわりエアリーに春爛漫

コンバースアディクト　モデル

スニーカー愛が止まらない！

とっておきのセルフネイル

NEWLY OPENED

となりの5分メシ

私と部屋

毎日22時に更新。タロット使いのJON（犬）が、あなたのために毎日リーディング。その日の「対策」を星座別にお伝えします。

JON（犬）の毎日占い「 今日を過ごすヒント」

占い師章月綾乃さんによる、12星座別月間占い。星の声に耳を澄ませれば、過ごし方のヒントが見えてくる！ あなたの現在地点と今月の運勢は？

章月綾乃「開運レター占い」

きれいな人のポーチの中身

トップスドッグズ

GINZA4月号

GINZA3月号

ファッション,スナップ,ストリートスナップ,カメラマン,カメラ女子,スナップショット

GINZA2月号

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ハイセンスな86人の愛用品を大調査！

GINZA1月号

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着たい！買いたい！やってみたい！

GINZA12月号

劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場

推しとの距離感に悩んでいます。
推しは昨年たくさんのファンイベントを開催してくれたのですが、毎回参加していた私はさすがに顔を覚えられていました。ファンレターを通して、XのアカウントなどのSNS上の身元も推しには明かしています。昨年夏までは私をみかけると嬉しそうに笑ってくれましたが、数カ月後に久しぶりのイベントでお見送りをしてくれたときに変化が。目が合ったとたん、ちょっと怒ったような目つきでうつむいて何かを呟いていたのですが、その後一切笑うことも目を合わせてくれることもありませんでした。 何かをきっかけに嫌われたのでしょうか。
推しを笑顔にできない私はもうイベント等で直接会わない方が良いのでしょうか。

こんにちは〜！今月はもぐもぐ＆ひらりさが担当です。

もう3月！今シーズンの冬はあんまり寒くなかったけど、寒暖差はまだ激しいので皆さん体調には引き続きお気をつけて……。

花粉症の人たちにはしんどい季節だね。さて今日は久しぶりに推し活のお悩みに回答します！

お悩み応募時に書いていただいたプロフィールによると、推しはスポーツ選手の方なのかな？とお見受けしたので、その想定で答えていきます。ファンイベントをたくさんしてくれるのは嬉しいね！優しい人だ～。

もぐもぐさんは結構推しの接触イベントに行っていたイメージあるんだけど、お手紙とか会話の中でSNSのアカウントまで明かしたりしたことある？

自分は無いけど、明かしてる人はいるよね。逆にアイドル側から「〇〇ちゃん（ファンの名前）のSNS見たよ〜！」って言ってくれるケースも聞くし。会える機会が多いと距離感の測り方が難しいのはあるだろうな～と思う。

規模やジャンルによってもかなり違いありそうだね。SNSでDMしたら普通に返ってくるとかね。

「感想DMで送ってね」ってお願いする舞台役者さんもいるもんね。でも仮に直接やりとりできたとして……推し側は「あなたの身元を知っている」とまでは思ってないかもしれない、とは正直思う。

それは私も思った。もちろんファンとして顔や名前がわかる人、というグラデーションはあるかもしれないけど、あくまでファンという集団の一部という認識なんじゃないかな～。

そうそう！ 「ファンの一人として顔や名前を覚えている」と「私個人を知ってくれている」には実は大きな差があるんだよね。

うん。どういったやり取りが推しとの間にあったかは分からないので前提が違ってたら申し訳ないけど、そもそも推しがファンレターに書かれているアカウントを検索して詳細をチェックしにいっているかは分からないよ～！

ほんとにね。こちらがSNSで何を開示していたとしても「見ているはず」「伝わっているはず」と捉えない方が健全だろうなと思う。本当に見てるかもしれないけどさ、推しに限らず恋人でも友人でも、こちら側の発信をどの程度受け止めてるかどうかって本当に相手によるしね。

うん。もぐもぐさんは推しとの接触の場で「今日の推し、いつもと違うな〜」って感じたりする？

今日疲れてるのかな、少し余裕なさそうだなって日とかは、全然あるよ！

そりゃそうだよね。

人と比較しちゃうって意味だと、昔からのファンの人が会いに来てくれると明らかに嬉しそうだったりするから「いいな～」くらいはちょっと思うけどね。でも極端にネガティブに捉えたりはしないかな。

出禁とか注意を明白に本人やスタッフから言われていない限りは、全体的な調子とかメンタルの問題が大きいのではとは思うよね。推しも人間だから……。

ほんとにそう！行間を読みすぎないほうがいい。

実際にはもっと色々と確信にいたる出来事があったのかもしれないけど、お悩みを読んだ限りだと、嫌われたかどうかは分からないからなあ。

「今日笑ってくれなかった」くらいだったら思い詰めることでもないので、「普通のファン」として存在する分には全然気にしなくて大丈夫。 ただ、「特別なファン」になりたいと思い始めてしまっているのであれば、そもそもその感情を持って通い続けるのは危険だなって思う。

もしかしたらちょっと気持ちを落ち着けるためにも、しばらく接触イベントに行かない方がいいのかもしれない……？

それもひとつありだよね。自分じゃなかなか冷静になれないだろうから、友だちとかに相談したらいいのかな～。

うん、本当に安心したかったり何か心当たりがあるなら、友だちに聞いた方がいいと思う。ジャンルが被っている人だと相談しにくかったら、もう推し活とかしてない人でもいいと思う。

確かに。むしろ離れている人の方が冷静に意見をくれていいかもしれない。

なにか事情があって、とても他人に相談できないということであれば、一人で冷静に書き出してみてもいいと思う。

まずは推測と事実をわけて考えてみて！ そのうえで、「勘違いの可能性もあるから気にしなくていいよ」という話だけじゃなく、「嫌われたのかも？と思ってしまうようなSNS等での発言やふるまいにもし心当たりがあるなら、それはそれで一考すべき」という話もある。

むずかしいね。自分は推しの何を好きになって、何を求めて推し活をスタートしたんだっけ、というところに立ち戻ってみるのはいいかもしれない。自分が推しに出来ることではなく、自分自身が推しに何を求めているかをよく考えてみる。 お仕事中の姿を見ているだけで幸せなんじゃなかったっけ、とかね。

夢中になりすぎて、気付けば求めすぎてしまっていた……みたいなことは、推し活に限らずあるので。

私は昔、接触イベントが毎週のようにある推しがいた時も、一度しか接触には行かなかったんだよね。普通にステージ上のパフォーマンスを見るのが好きだったし、個体として認知されるために推しのHP・MPを削る一員になっている気がして、なんかつらいなと感じて。

そうだね～。ファン対応、仕事とはいえ普通にめちゃ大変なはずだからね。

うん。なので前提として自分が「現場に通い続けたい」のか、「つらいのでやめたい」かで考えていいと思いました。

イベントを頻繁にやってくれているということは、推し自身も「ファンの人に会えてうれしい」っていう気持ちを一定程度は持っている方なんだと思うの。だからそこまで萎縮しなくてもいいとは思うけど、反応によって自分が変にネガティブになってしまうくらいなら、自分のためにも推しのためにも現場に行くことはあんまり幸福ではないよなとは思う。だって絶対、そんな気持ちにさせるためにやってないから！向こうも！

わかる～。

「会える」はあくまでおまけだという初心にかえろう。そして「好き」と「好かれたい」は似ているようだけど完全に別の感情だと意識しよう！

「私の好きを伝えたい」はOK だけど、「好きになってほしい」はなるべく避けた方が良いよね。

そうそう。向こうの気持ちは、どんなに推測したところで本当にはわからないから。私は自分はジャガイモだと思ってファンミに参加することにしてるよ！

（笑）。なるべくいいジャガイモでいたい気持ちにはなっちゃうけどねえ。

いいジャガイモ、いい言葉じゃない？（笑）みんなですてきなジャガイモを目指して楽しく推し活しよう！

☆次回はもぐもぐ・ユッケが登場します☆ 
あなたの悩みも聞かせてね。投稿フォームは<a href="https://ginzamag.com/categories/culture/415138">こちら</a>。

劇団雌猫

平成元年生まれのオタク女4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。2016年12月にさまざまなジャンルのオタクがお財布事情を告白する同人誌『悪友vol.1 浪費』を刊行し、ネットを中心に話題となった。2017年8月には『浪費図鑑』(小学館)として書籍化。現在はイベントや連載などに活動を広げながら、それぞれの趣味に熱く浪費している。“女たちの装う理由”を集めた劇団雌猫原案のコミック『だから私はメイクする』(フィールコミックス)が<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B084MGKFSJ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&amp;btkr=1" target="_blank" rel="noopener">発売中</a>。

推しと目が合わない、嫌われたかも…。笑顔にできない私、もう会わない方がいいですか？

質問

今月の悪友: ぽもちゃんさん

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